楽天モバイルの維持費。1ヶ月~2年間の費用。OCNとも比較

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2020年3月受付開始の楽天のUN-LIMITプランに関しては

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2019/12/07

【2020年4月7日で受付終了】ドコモ回線を使ったMVNOサービスの維持費。

楽天モバイルの特徴

長所・短所

  • 楽天市場の買い物で2%ポイントアップ
  • 楽天ポイント(期間限定を含む)を料金の支払いに割り当てられる
  • 1年目の料金は10分無料通話を含めると割安。2年目以降は高額
  • 10分かけ放題がプランに含まる(003768を電話番号に付加して発信・アプリを使う)
  • データ容量をオーバーしても1Mbps(最大なので実効速度が低い時間帯はある)
  • 高速データOFF設定が可能。データ量無制限で最大1Mbps(他社は200kbpsが多い)
  • au回線も用意されているが古い「組み合わせプラン」のみ。(au回線ならBIGLOBEモバイルが魅力
  • 端末セールは以前は割安でしたが最近は地味(端末安売りはOCN)
  • 他社MVNOと同様、平日の昼休み、夕方は速度低下が生じる。速度重視のミドルユーザー以上にはたぶん耐えられない
  • 解約は15日までに手続きしないと翌月扱いになる(他社であまり見られないルール)

おすすめできる利用者

  • 楽天市場の買い物で2%ポイントアップが狙い
  • 楽天ポイントを楽天モバイルの料金で安定消化したい
  • 10分かけ放題を使いたい
  • 動画閲覧はほとんどしないライトユーザー
  • 通信速度は遅い時間帯があっても良い人。昼休みに0.1Mbpsレベルも覚悟
  • データ量無制限の節約モード最大1Mbpsを利用してダウンロードを駆使できる人

楽天モバイルの費用

  • 初期費用
    • 契約手数料 3,000円
    • SIM代金 394円
    • 合計 3,394円
  • 月額最安プラン
    • 音声契2GB 2,980円(1年目は1,480円)
    • 音声無しのデータ契約(SMS無し)
      • 低速200kbps・無制限 525円
      • 3.1GB 900円
  • 解約料無料
  • 初月はどの音声プランでも1,480円/月
  • 初月、解約月ともに日割り計算はしない
  •  MNP転出料3,000円

維持費 1~24ヶ月の維持費

MVNOはライトユーザーが主体のため小容量2GBで計算

2GB音声契約

10分無料通話がプランに含まれているため1年目は割安。2年目以降は割高に感じます。

OCNモバイルと維持費比較

楽天のライバルはYモバイルではない

楽天モバイルの宣伝はYモバイルとの比較をしています。実際の利用をしてみるとわかりますが、Yモバイルは昼休みでも速度が低下しないため比較対象としては手強すぎます。

通信の遅さを考えると、OCNモバイル+10分かけ放題がサービスの方が近い。

  • OCNモバイルの10分かけ放題
    • キャンペーンで最初の12ヶ月は300円
    • 13ヶ月目以降は850円
    • 楽天モバイルを意識したキャンペーン内容

楽天とOCNの維持費を比較

  • OCNは10分かけ放題オプションを含んだ費用で計算
  • MVNOの遅さはライトユーザー向けなのでデータ容量3GB以下で比較
  • 同じデータ容量が無いため近い容量で比較


わかりやすくグラフ化

楽天(赤線)の2年目以降の料金アップがきつい。


まとめ

楽天モバイルのシェアはMVNOではトップ。シェアの大きさは楽天ポイントによる利便性と、DMMモバイル等の買収によるもの。

楽天市場で毎月3万円買い物をする人なら、楽天モバイルによるポイントアップ分2%は600円分の効果。月額費用からこの分を差し引けば維持費は安いと考える人にとっては魅力的。

今のところ楽天市場利用者以外には力不足ですが、MNOの展開が本格化する2020年以降に期待。新サービスが1年以内にうまく軌道に乗れば、現状の楽天モバイルの1年目の安い時期を利用し、2年目からはMNOの高速通信で使えるという良い流れになる可能性があります。

更新:2019/12/07

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Posted by bden