2011.9.29 7インチという使いやすいサイズのタブレットが$199です。電子書籍用端末Kindleとして出ますが、中身はAndroidタブレットですのでこの価格なら売れそうです。Amazonのコンテンツ販売や、クラウドサービスと組み合わせることで競争力は高い。 日本では電子書籍、コンテンツ販売が様々な理由で立ち上がりにくいため、Kndle投入のメリットはあまりなさそうです。 日本は携帯電話会社同士の争いで安い端末は出てきていますから、タブレットの機種が増えれば0円に近いものも出てくるはず。(Kindleではありませんが) 日本のコンテンツ販売は消費者より提供者側に過度に配慮し、使いにくい仕組みになりがちであまり魅力がありません。 その代わりに高度に発達した物流で中古本、中古CDを安く買い、素早く受け取ることができます。 中古の流通量をどんどん拡大させれば、コンテンツ提供者も利便性の向上と利益確保に電子化が有効そうだ、と少しは考えてくれそうです。 米アマゾンの販売ページ 中古本Amazonは大規模物流センターを作り商品を配送するという、あまり未来的な印象の無い会社でした。しかし、マーケットプレイスという仕組みは見事。 販売インフラと顧客数を利用して新品を売るより高いマージンを得られる。 新品ではカバーしきれない良書、人気書をまったく労力を使わずに取りそろえることができ、顧客満足度を上げられる優れた仕組みです。マーケットプレイスには小規模事業者、個人が多いため日本人らしい細やかで丁寧な取引をしてくれます。何度も利用していますが変なものにあたったことがありません。 利用したことがない人は一度試してみることをお勧めします コンテンツの無料サービス日本では幅広い年代に人気のあるマンガ。 絶版漫画を一人の漫画家の発案で無料で流通させている取り組みがあります。Jコミというサイト。 コミックは出版会社が増刷しなくなると作家には収入がなくなります。絶版作品に広告を付けてネット上で流通させれば、少額ながらも収入が得られるのではと始められたものです。いまのところ順調にタイトルも増え、公開を委託する作者も増えています。 漫画は権利関係がシンプルで作者の判断で公開ができるという珍しいコンテンツのため可能になったようです。(今後出版会社が何らかのタガをはめる可能性があります) 使い勝手もどんどん改善されています。Andord用のアプリもうまく動いています。 権利処理に大半の労力を割かなけれいけない組織と違って、権利者と消費者両方のメリットをよく考えて運営されています。自然と応援したくなります。 この始まったばかりのどうなるかわからないサービスに、巨大企業Googleが最初から広告出しについて参加していたのが驚きです。日本企業がさえないのはこういうところに現れているのではないでしょうか。 有料サービス「Jコミ・プレミアム」も10/1から開始です。 今のところ発案者を中心とするボランティアでの活動になってしまっているので、何とか収益を上げていいサービスとして継続してもらいたいと思います。儲かるとあやしげなが人が群がりダメになるパターンが心配ですが。 |